生徒さんの苦手な箇所をカバーするとき、
苦手意識を持たずに楽しく反復練習をしてもらえるように
自作の教材を作ったりしています。
これまでに市販の教材もいろいろ試してきました。
教材研究は基本中の基本でございますから…。
とても便利で工夫されているものが沢山ありますが
その教材の方法でしか教えることが出来ない
という面もあります。
また、一見分かりやすく便利にみえて、
実は生徒さんに変な癖付けをしてしまいかねない
やっかいな教材もあります。
生徒さんひとりひとり苦手なポイントや
どういう説明が理解しやすいかが異なりますので
それぞれに合わせて自分で教材を作った方が
手っ取り早いという結論に至った次第であります。
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最近では、左手のラが苦手な生徒さんのために教材を作りました。
ミとラが上下対称なため、区別がしにくいようなのです。
※小さな生徒さんにたびたび見られます
もはや、これだけで苦手意識なんて吹っ飛ぶであろう。
(掲載の許可を得ております)
ドレミと上行した先には、生徒さんが好きだという
「推しの子」のイラストを描きました。
筋肉が非常に良く描けたと思います。
ドシラと下行した先には、
生徒さんの好きな動物のイラストを描きました。
ちなみに使用した色鉛筆は、
私が小4の時に鹿島(茨城県)で買って貰ったものです。
大人になってプロ用の色鉛筆を購入しましたが
何回か使用してメルカリへ出品しました。
供述「今は後悔している」
ミニ生徒さんを音譜から音譜へと移動させ、
その音をピアノで弾いてもらうというわけです。
ト音記号(右手)なのか、ヘ音記号(左手)なのか
音が上がるのか、下がるのか。
これが理解できれば解決です✨
ご自宅での練習の成果が素晴らしく、
翌週にはすっかりミとラが区別できるようになっていました。
生徒さん自身の努力と、保護者の方のサポートに
感謝感謝でございます。