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そうしたら、出るわ出るわ、もう残念としか言いようがないお悩みの数々。
「お月謝を滞納している保護者に逆ギレされた」
「30分延長したいと申し出たら、保護者に怒鳴られた」
「先生がレッスン中にずっと電話で話していた」
「楽譜を一式忘れて、レッスンして貰えなかった」
おっかねぇ。どこの動物園だよ…。震えた。
「お月謝払ってるんだから、生徒はお客様だ」
という主張もありました。
もーね、そんなもん
「給食費を払っているんだから、いただきますって言いません」
と同レベルの主張でしょ、って思っちゃいましたけど。
人様が大変な時間と労力とカネを費やして習得した技術に対して、
「カネ払って習ってるんだから、文句ないでしょ」
だなんて、人として痛すぎますよ。
ちなみに、私が師匠のレッスンを受ける時の心構えというか、
「弟子道」みたいなものが一応存在しています。
一、補講が無いのは当たり前。補講は先生のご好意。
一、謝礼は新札。なんなら和紙に包む。おつり厳禁。
一、先生のご自宅でレッスンの時は、菓子折り持参。
一、同じ注意を2度受けてはならない。
どうよ(笑)
こんな事を書くと、さぞかし面倒臭い講師だと思われるかもしれませんが、
生徒さんにスーパー古風な価値観を押し付けることはありませんのでご安心を。
(というか、実際には新札を和紙で包んだりとか、全然しないです…)
「補講どうしますか?」って、自分から聞いちゃうし。
お釣りくらい、普通に出すし。
楽譜一式忘れても、教室にあるし。
お菓子は大歓迎、と。
お悩み集を見ていて思ったのですが、
先生にしても、生徒さんにしても、相手を思いやる気持ちがないとダメですね。
「レッスンして頂いている」
「レッスンさせて頂いている」
お互いが尊重し合わないと、レッスンなんて成立しません。
私が師事した歴代の先生方は、本当に気さくで温かい方ばかりでした。
私も同じように、生徒さんたちと関わっていきたいと思う所存であります。
おしまい。