
「カルテット!人生のオペラハウス」です。
映画館で映画を観るのは、1年前の「テルマエ・ロマエ」ぶり。
普段は自宅に引きこもって、
1日中Huluで映画や海外ドラマを観ております…。
「カルテット」は引退した音楽家たちが暮らす老人ホームが舞台。
施設の存続をかけてコンサートを開く、というお話です。
ヴェルディが1899年に作った音楽家のための老人ホーム
「音楽家憩いの家」がモデルになっているモヨウ。
以下、ネタバレを含みそうです。
それでもイイヨ…という方は、Read Moreを張り切ってクリックしちゃってください。
白身魚とベーコン・夏野菜添え 柚子胡椒バターソース。
サラダ、スープ、パンのビュッフェ付きで1,680円でした。
うまし!(美味くて死にそう、の意)
本物の音楽家たちがキャストとして出演しており、実際に演奏を披露。
コンサートのシーンでは天下のギネス・ジョーンズ様が
トスカを歌っていました。撮影当時75歳とのこと。凄すぎた。
そして、コンサートのトリには主演の4人によるカルテット。
彼らは音楽家ではないのに、どうやって演奏シーンを…?
まさか、ギネス・ジョーンズ熱唱のあとに「カストラート」のような超絶口パク技巧を…?
…とアレコレ考えつつ迎えた感動のクライマックス。
なんと、4重唱するシーン、無かった。(笑)
ついに伝説の4人による奇跡のカルテットが復活しますよ!
って、歌いだすところで劇終。
「上手く逃げた」というレビューをどこかで見かけましたが、
ワタクシはこれでよかったと思います。
本物の音楽家たちが歌や楽器を披露している中で
4人が演奏の演技をしたら、不自然さ極まりなかったでしょう。
スーパーゴージャスな老人ホームで
音楽に囲まれながら優雅な余生を過ごす人々。
イロイロありつつ、大事件というほどの事は無く、
最後は4人が夢の共演。めでたしめでたし、と。
それでいいじゃないか。
エンドロールでは、主演した4人や音楽家たちの
若かりし頃の写真が写し出されていました。
これはジーンと来た。ジーンと。