どういうわけか動かしてしまったのです。
ちょっとした好奇心というか、何というか。
ゴミ箱の下には透明のビニールが敷いてあったのですが、
あ、今、何か動いた?ってなりまして。
試しに上からトントンしてみたら、やはり何か動いたのです。
移動先は、もうひとつ置いてあったゴミ箱の下…。
パっと持ち上げてみたところ、無数の黒い虫を肉眼で確認。
誰これ…。
ちょっとしたダンゴ虫みたいなヨコシマなデザインの虫たちが、
ビニール下の世界で人知れず生活を営んでいらっしゃいました。
これがアベノミクスか、と。
むやみな殺生をしないよう心がけ、
室内に迷い込んだ虫の命を大変しばしば救うのですが、
正直これはキャパ超えたなと思いました。
動きが完全にゴキブリという。
「殲滅」の2文字が浮かぶなか、
一応ですね、万が一という事もあろうかとグーグルで画像検索してみたわけです。
「ゴキブリ」 スペース 「幼虫」 スペース 「孵化」 つって。
ひょっとして人違いかも…という淡い期待も虚しく、完全一致。
気持ち的には、恨みとか全然無いのです。
黙って吸い逃げしていく蚊の方がよっぽど憎たらしく、
デザイン的には、ナナフシとかの方が断然意味不明なわけです。
衛生的にダメっぽいとは思いつつ、ゴキブリが原因で病気になった経験など無く、
実害の有無もよく分らないまま、ただゴキブリだからという理由だけで駆 (以下略)
…とか思っていたら、なんか一気に3匹くらいビニールの下から這い出てきまして。
流れとしては、このまま巣立ちを見守るという可能性もアリだったのですが、
冷静に考えたら、この数が成人して出てきたら困るわ、ということでナシに。
そっから先は、心と身体を切り離して手際よく事を進めました。
ちなみに、ゴキブリホイホイを池に仕掛けるとカメが捕れるそうです。
「今日は発表会でした♪みんな頑張れ!って思いました♪ おわり」
みたいなのよりは多少ドラマチックだった、ということでご愛嬌。
なお、当教室での出来事ではございません。大丈夫です。
当教室の黒猫ベヨは、ノミ対策ばっちり。
講師は蚊アレルギーのため、アースノーマットばっちり。
虫は出ませんが、知らない猫がよく出ます。
最近は黒い猫も侵入してくるようになり、
先日ベヨと間違えて撫でたら逃げられました。