ドは赤、レは黄色、ミは緑…というふうに音符に指定の色を塗り、
鍵盤に色のカードを立て、指に色のついたリボンを巻き、
楽譜と鍵盤と指が同じ色になるようにピアノ弾くというものです。
これ考えた人、天才か!
これなら楽譜が読めなくても、ピアノ弾けるじゃんね!
「楽譜が読めなくてもピアノが弾ける」といえば
鍵盤が光る電子ピアノがありますね。
ディスプレイに楽譜が表示され、それに対応して鍵盤が光る。
光を追うように鍵盤を弾くと、曲になる…かもしれない。
これ考えた人、天才か!
これなら楽譜が読めなくても、ピアノ弾けるじゃんね!
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当教室では「いろおんぷ」を使用しておりません。
鍵盤に目印をつけることもありません。
「いろおんぷ」を考えた先生は凄いのですが、
それを使って指導するかどうかはまた別の話。
指導が悪いと「色がついていないと読めない」という状態に陥る危険も。
マンガの最初の数ページだけカラー印刷で、
その先が白黒になるとガッカリする感じ、わかりますかね…。
カラフルな楽譜が少しずつ黒くなっていくのは、果たして楽しいのか。
色で覚えたほうが分かりやすくて楽しいかもしれませんが、
色をつけなくても分かりやすく、楽しく教えることは可能です。
「小さなお子様にも分かりやすいように」というのは
指導する側の言い訳じゃないかと思うこと大変しばしば。
五線譜と鉛筆とピアノだけでも
分かり易く指導出来るようでなければ、ダメですね。
ちなみに、読譜学習の基本は「読み」「書き」「そろばん」だと考えています。
楽譜を読む。楽譜を書く。そして「そろばん」は音符の計算。すなわち、リズム練習。
「いやー、楽譜読めるようになったら一生モンですよ」
と生徒さんが仰っていましたが、本当そう。
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8月某日。
埼玉での練習に参加するべく電車に乗っておりましたら、
生徒さんのお母様からメールが入りました。
『大宮八幡のお祭に行きたいので、先生のお宅に自転車を置かせてください♪』
さらにスクロールすると『3台置いてます』と書いてあり、
電車の中で笑ってしまいました。事後報告なのね…と。
教室の正しい活用法だと思います。