「一生懸命」と「頑張る」の違いを書いて提出するよう言われ、
ウンウン唸りつつ、無い頭を絞り尽くしてレポートを書きあげました。
そして、提出日。
海が割れて道が開かれる。目指すはシナイ山(実習校)
ユダヤの民(生徒)よ、私について来るがよい。
みたいなテンションでレポートを持って行ったのです。
「ギャル系」「お姉系」「フェミニン系」「モード系」「山ガール」など
その人のファッションや雰囲気をカテゴライズする表現が多々ございますが、
あの日のワタクシは間違いなく「モーセ系」でした。
がしかし、校長から「レポート出して」と言われることは無く、
一緒に実習をしていた他大学の学生も、レポートやっていない、書いていないとのこと。
結局、この話は無かったことになり、教育実習無事終了。
これはいったい…
校長の思う「頑張ると一生懸命の違い」がどんなものだったのか、未だに気になっています。
模範解答求ム。
・偏頭痛の歌
雨が降る6時間前になると、頭が痛くなります。
ロキソニンが手放せない梅雨の苦しみを曲にしました。
哀愁漂う旋律が各方面より「これは暗いwww」と好評を博す。
・おいしいカレーが食べたいな
お仕事の帰りにカレーが食べたくて仕方が無かったというTさんより
「大好きなカレーライスを探し求めるロマンの歌」とリクエストを頂きました。
当初「この世からカレーが消えた」という絶望的な歌詞だったのですが、
そっちの探し求めるじゃないだろ、と我に返りました。あぶねー
曲の仕上がりは「淡い恋の歌のよう」by Tさん
★ ★ ★
「一生懸命」と「頑張る」の話に戻りますが、
最近チラチラと「一生懸命やるのは先生、頑張るのは生徒」と思い始めてきました。
辞書によると、
一生懸命:命がけで物事にあたること
頑張る:困難にめげずに我慢してやり抜くこと
だそうな。
先生が自分の専門を頑張るのは当たり前。
知識や技術があるのも当たり前。
生徒ひとりひとりに全力で向き合って、命削ってレッスンするわけです。
生徒を伸ばすためなら何でもします、という覚悟が求められる立場。
つまりドMであれ、と。
生徒はしのごの言わずに頑張るべし。
命がけとまでは言いませんが、
始めたからには最低限の努力くらいはしろよと言いたい。
レッスンは楽しいことばかりでなく、辛いこともあります。
多少しんどくても我慢して、1つずつ課題をクリアしていくわけです。
努力と達成感は比例し、成功体験は自己肯定感につながります。
「頑張って出来るようになるのが楽しい」
「練習して腕が痛いのが気持良い」
そう思えるようになれば、カリスマ生徒です。
つまり、ドMであれ、と。