ピアノも歌も、古い時代の音楽も、みんなマリ先生に教えて貰いました。
「音楽は楽しむもの」という考え方も、マリ先生の影響かと。
マリ先生のお教室を卒業したあと、高校や大学でいろんな先生に出会いましたが、
ワタクシがラッキーだったのは、ピアノも歌もリコーダーも、
師事した先生がみんなユーモアがあって、音楽を楽しんでいて、指導が的確だったこと。
たとえ指導力があっても、厳しくて、真面目過ぎるような先生だったら…
今頃ワタクシはカリスマニートやってたかなと思います。
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マリ先生のお宅で、楽譜をお借りしてきました。
「小さい時に弾いたあの曲は、いったい誰が書いた曲なんだろう」
と疑問だった曲がチラホラあったのです。
今は謎がとけて、拍子抜け。
え、トンプソンだったの?
え、これバスティンの曲!?
外国版の楽譜だったので、ちっとも気付きませんでした…。
今では表紙やイラストのデザインが昔と変わってしまったものも。
いやー、スッキリした。
先生の手作りケーキを頂き、久しぶりに一緒にピアノを弾きました。
昔はワタクシが生徒用の簡単なパートを弾いて、先生が伴奏をつけて下さっていたのですが、
今回はワタクシが伴奏を弾きました。なんだか不思議な気持ち。
こんな日がくるとは思わなかったなぁ。
ピアノでも何でも、習い事はいつか卒業する日が来るわけですが、
卒業後もご縁が続くというのは有難いことです。
ワタクシの生徒さんも、いつか伴奏を弾いてくれるようになっちゃうのかしら。
そんな日が来たらイイナと思う春はあけぼの。